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コールを全部一挙に覚えようとしてみて感じたことを綴ってみる:ミリシタ3周年カウントダウン 1st~5th全公演の一挙無料配信によせて

まずは、ミリシタ3周年おめでとうございます!!!🥳

はい。記事を書くのが遅いんだよ私!!!!!
すみませんちょっとずつ書き溜めてはいたんですが、配信から2か月以上も経ってるとか流石にアホですね。

1st~5thの一挙配信、最高でしたね!

ミリシタ3周年のカウントダウン企画として、今年5月に1st~5thライブの全公演が1か月間かけて一挙無料配信されました。

私はミリシタからの新参Pで、かつ 物事をゆっくり進めていくP (行動が遅いだけ?) なので、ライブ参加は6thからでした。しかもその6thでもコールの覚え方がかなり中途半端で、正直なところきちんと覚えられているとは到底言えない有様でした。

そこで、折角1st~5thまで一挙配信してくれるのなら、見て勉強になるし、コールも可能な限り覚えてみよう!と思い立ったのです。

セトリとにらめっこしながら、歌詞を参照し、ライブ映像で復習し…
そうして1か月間で1st~5thまでのコールを全部一挙に覚えようとしてみて、感じたことを綴ってみる、そんな記事です。

【全般】とにかく1st~5thの一挙配信があって良かった

なにはともあれ、とにかく1st~5thの一挙配信があって良かった!これに尽きます。末端の浅薄ズボラPにとって、これは本当にありがたい企画でした。

いや、BD買えよ、って怒られちゃうかもしれないんですが…。恥ずかしながら賃金が芳しくなく財力の限られた私のようなPにとって、課金、たまに天井、グッズも買いたい、CDも欲しいなというところに、+更にBDはマジでしんどいんですごめんなさい…。 (いや欲しいか欲しくないかで言えば欲しいですけど!)

そんな中で、こうして映像を配信してもらえた…本当にありがたいことでした。

お返しになるようなものでもないですが、これからもコンテンツを (様々な形で) 愛し続けたいものです。

ライブ映像は本番の練習にも、見返して復習にもなる

ライブ映像の面白いところは、本番の練習にも、見返して復習にもなることですね。

決まった時間での (生) 配信を「本番」と捉え、それに向けて予習しておく使い方と、配信後のアーカイブを見返し、「復習」にあてる使い方。どちらにも最適だなーと思いました。

【全般】ミリオンのコールを覚えるのは思ったよりも難しくない

コールを覚えるのって結構大変で辛いんじゃないか、記憶力大丈夫か、ってのは予てからぼんやりと思っていたことです。

しかし、実際に覚えてみると、意外と難しくない。いや、難しい曲もあるんですけど、思ったよりは楽だなという感想を抱きました。

1つのライブで歌われる可能性の"高い"曲って、案外多くありません。当日の演者や、直近のCDの発売状況、ミリシタでのイベントの状況などから推測できるからです。
まして、過去のライブであればセトリが既に判明しているため、予想する必要すらなく、対応は容易です。

 

勿論、過去のライブではなくこれから続いていくであろう新規開催のライブでは、それらに加えて予想外のカバー曲があります。こればかりは、多くのコールを覚えていた者勝ちになりますので、そういった意味でもぼんやりでもいいのでいっぱいコールを覚えておけると楽しいですね。

コールをする曲自体が意外と少ないことに気づいた

また、コールが意外と楽だと感じた大きな理由の一つとして、そもそもコールをする曲自体が結構少ないんですよ。

より正確には、言葉 (歌詞) を覚える必要のない簡単なコール (主にPPPH) しかない曲や、それも含めコールが一切ない曲が意外と多いということですね。
ロックやバラードなど、「聴き入る」ことを主軸に置いた曲は大体がそのパターンです。

PPPH以外のコールを覚える曲、セトリの半分もないんじゃないでしょうか?1/3くらいかもしれませんね。

勿論、アイマスは曲数自体が多いのでコール曲の数自体は必然と増えることになるんですが、割合としては意外と高くないなという印象です。何でもかんでもコールする訳じゃないので。

ミリシタのMVのお蔭で1番・ラスサビあたりのコールは覚えるのが簡単

ありがたいのはミリシタの存在です。

ミリシタのMVは、過去のライブの傾向に合わせてコール箇所を教えてくれます。また、ライブでの披露歴のない新曲についても予めコール箇所を示してくれます。
ですので、ミリシタを楽しく遊んでいるだけで1番やラスサビあたりのコール箇所は結構すぐに覚えられてしまいます。

コールの箇所が分かるだけで、言葉はちゃんと覚えないといけませんけどね。

【覚え方】無理矢理こじつけでもいいから歌唱アイドルちゃんのイメージや歌詞と紐づけると覚えやすい

どこかで読んだのですが、無理矢理に、こじつけでもいいので歌唱しているアイドルちゃんのイメージや歌詞とコールを紐づけると覚えやすいです。

例えばコール難関曲として知られる望月杏奈/夏川椎菜さんの『Happy Darling』。
ぼんやりしか覚えていないと、「届け」「いつも」「進め」がどの順番だったかよく分からなくなって間違えます。また、「届け」「いつも」「進め」の次にそれぞれ何を言うかもごっちゃになりがちです。

そこで、例えば次のように無理矢理イメージを作ります。

  • 杏奈ちゃんはファンを大事にするから、なにより最初に「届け」たがる。
  • でも、大好きの気持ちを届けるから、「そわそわ」する。
  • 杏奈ちゃんの届けたい気持ちはとても「スイート」なのだ。

イメージしろ
Happy Darlingのコールを覚えるためにこじつけのイメージを妄想します。イメージしろ (櫂くん)

"🤔" in this work is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License. Creative Commons License

 

同じように「いつも」「進め」についても、こじつけでイメージを作ってやります。これ結構有用だと思います。

 

また、周囲の歌詞や、歌のイメージと紐づけるのも大変有用です。

松田亜利沙/村川梨衣さんの『Up! 10sion♪ Pleeeeeeeeease!』では、最後に「レディース アンド ジェントルメン、アッテンション…プリーズ!」とコールします。これはこの歌の航空のイメージそのものですから、そのイメージを掴むと覚えやすいですね。

多様性への配慮から今はladies and gentlemenって言わなくなってきてるんじゃないの、っていうのはこの際置いておきます。

英語・外国語の歌詞やコールのイメージが掴みづらい時は翻訳して掴む

英語や外国語が多い歌では、コールのイメージが掴みづらい場合があります。 そんな時は、機械翻訳でいいので歌詞を翻訳してみて、日本語訳された歌詞のイメージを歌と改めて紐づけてみましょう。

歌のイメージを掴みやすくなるので、どういう意味の歌に、どういう意味のコールをしているのかを把握でき、自然とコールも覚えやすくなります。

 

佐竹美奈子/大関英里さんの『SUPER SIZE LOVE!!』では「"Heart heartily" is HAPPY!!」という表現がありますが、私は英語が苦手なので歌を聴くだけではいまいち意味が掴み切れませんでした。

辞書を引いてみると、"heartily"には「心から」「熱心に」という意味があるのと同時に、「思う存分」「たっぷり」という実に美奈子らしい意味もあるようです。つまり「あなたに愛情をお腹いっぱいに詰め込んで、心からハッピー!」ということになります。たぶん…

こうして意味まで把握してやれば、文字通り美奈子らしさがたっぷり詰まった歌詞であることが分かり、歌もコールも一層楽しめますね。松井洋平先生は凄い。

それでも個人的にとても難しいなと思うのがロコナイズなんですが…

【覚え方】好きな曲はいっそ歌詞ごと全部を纏めて覚えちゃうのが寧ろ楽

好きな曲は、コールだけを覚えようとしないで、いっそのこと歌詞をコールごと全部纏めて覚えちゃうのが楽です。

好きな曲は繰り返し聴くうちに自然と歌詞を曖昧に覚えるものですね。そこで、無意識的にではなく意識的に歌詞の全体像を掴みながら、コールも一緒に覚えてしまうようにしてみましょう。

好きな曲のコールを覚えるなら、それが一番だと思います。

【考察】ライブを重ねるごとにコールが増えるどころか、コールが変容したり"消失"していくのが興味深い

1st~5thを追っていて、コール関係では一番興味深いな面白いなと思ったのが、コールの変容と消失でした。

特筆すべきは最上静香/田所あずささんの『Precious Grain』と、伊吹翼/Machicoさんの『恋のLesson初級編』です。

Precious Grain

Precious Grainでは、当初多かったPPPHがだんだん減っていき、4thではほぼ完全に消失しています。静かに聴き入る曲に変容しているのです。

私はリアルタイムで1st~4thを追えていない人間なので、コメントに流れる同僚P (先輩P) たちの発言から理由を推測するしかできません。しかし、田所さんの圧倒的なパフォーマンス、画面越しにその変化・進化を前にすれば分かりました。これはコールを被せずに、聴き入るための舞台なのだと。

恋のLesson初級編

恋のLesson初級編では、「L・O・V・E ラブリー Machicoー!」(える おー ぶい いー らぶりー まちこー) というコールがありますが、これが次第に「L・O・V・E ラブリー 翼ー!」(~ つばさー) に変化している様子が聞き取れます。

これについては現在でも賛否あるようで、統一されてはいないようです。
「翼ー!」と叫ぶのが望ましいとする根拠として、Machicoさんが「翼とコールしてほしい」と意向を示したことがあるそうです。

私自身の耳で確認できていないのですが、以下のソース情報を見つけましたので拝借いたします。

 

コールは演者へ勇気を与え、演壇に馴染ませ落ち着かせて、なおかつ気持ちを昂らせる効果があります (たぶん)。コールは演者へのエールです。それゆえか、ミリオンではPが演者の意向を重視する傾向があるように私は感じています。

特に5th・6thでは、事前に行われたリリイベで示された演者の意向を反映したものが目立ちました。それに則れば、恋のLesson初級編も統一されておかしくないように思うのですが、分からない…🤔
ちょっとこれについては私ももう少し詳しく経緯を知りたいなと考えています。詳しい方、もしよろしければお聞かせください。

【考察】コールの変容のためか、過去のオンラインコールガイドを見ると情報が追い付いていないことが結構ある

アイマスのコールを覚えるなら無視できない素晴らしい情報源として、オンラインコールガイドがあります。

kuwane.tomangan.org

昨年、私が初めて6thのLVに参加した際に執筆した過去記事では、こちらのサイトの内容について詳しく言及していませんでした。詳しく言及する知識がなかったからです。

nznb.hatenablog.jp

しかし、実際に1st~5thの配信を見ていると、実際のコールがコールガイドと食い違っている場面が結構目につきました。

オンラインコールガイド上ではコールをすることになっているものの実際には殆どコールされていなかったり (コーラスに多い)、コール箇所となっていない歌詞がコールされていたりします。

分かりやすい例はARRIVEの『STANDING ALIVE』。「いつでも」「どうして」などのコーラスがコール箇所とされていますが、実際には前述のPrecious Grainなどと同様に、静かに聴き入る曲になっています。ミリシタでも該当箇所はコール箇所とは判定されていません (アウトロのハイ!ハイ!はコール入れてますね)。

『STANDING ALIVE』に限りませんが、該当箇所のコールが1st~5thのBD映像配信では聞こえなかったということに基づいて書いているだけですので、該当箇所のコール行為自体が禁じられているものではない以上、コールをなさる方を否定する意図はこの記事にはございません。

 

これは、述べてきたようにコールが変容する生き物であるということと、当日の状況によっても簡単に発生したり消えたりするものであるということに起因するのではないかと思います。

演者からコールを振られる箇所もライブごとに変わりますからね。
特に春日未来/山崎はるかさんの『素敵なキセキ』は大幅にコール箇所が変容する曲として有名です。『未来飛行』もですが、もう歌詞全部覚えていくしかないです

近未来ちゃ
ここらへんの歌詞を全部コールにしたりコールにしなかったりしろ

それでも、オンラインコールガイドは本当にありがたい

とはいえ、オンラインコールガイドを参考にすると助かるのは間違いなく事実です。
私のような一介のPに比べたら、とても熱意を持ってサイトを編集されているのです。それがとっても素晴らしいことであることは自明です。

だって同僚PのためにJASRACにきちんと申請した上で歌詞を掲載なさっているんですもの…。本当にありがたいです。頭が下がる思いです。

変容していく情報を含む最新のガイドはサイトよりもtwitterを見に行くと良い

オンラインコールガイドのtwitterアカウント「MillionliveCalls」では、コールに関する最新のガイドや予測が紹介されています。
可能な限り最新の情報を頭に入れておきたいなら、twitterを見に行くのが望ましいと思います。サイトはあくまでアーカイブになるのでしょう。

twitter.com

しかしまあ、twitterにおいても一つのモーメントに膨大な量の情報が纏められていますので、これはこれで初心者Pには心が折れるとは思います…。まずは気になった曲から入ってみるのがいいと思います。

過去ライブの映像がやはり実態に近いが、結局、本番でコールがどうなるかは本番その日次第

繰り返しになりますが、過去ライブの映像がやはり実態に近いように思います。 (BD化にあたってコールの音量の調節などはされているらしいですが。)

しかし、結局、本番でコールがどうなるかは本番その日次第です。特に新曲は…。
周囲のPや演者がどういう動きをしてきたかによって、臨機応変に対応していくしかないですね。

いやもう本当、Super Duperのコールがどうなるのかが気になってしょうがないんですよね…。

【メンタル】周囲がコールしているからといって、ここはコールしないで聴きたいなと思うなら無理にやる必要もない

結局これです。コールはライブ参加の必須条件ではありません。私も、今回の1st~5th配信で結構多くのコールを覚えたのですが、次のライブの時にはまた復習しないとですね。次第に忘れていってますし、そもそも全曲完璧に覚えられてません。前述したようにコールは変容しますし、決まりきった正解というのが存在しないものではあるのですがね。

「この曲は聴くのに徹しよう」という判断もありなんじゃないかなと思ってます。
「コールを覚えて、コールをやる」のが楽しいか楽しくないか。これは重要だと思います。当然、演者の邪魔をせずにエールを送るためのやり方ということは前提として。

【メンタル】結局は「楽しい」と思えるなら頑張って覚えればいいし、「この曲は自分にはできない、辛い、周囲のPさんにお任せしよう」と思ったらそれでいい

アイマスPというのは、ともすると担当を名乗るためには「○○すべき、○○していなければならない」みたいな話にココロが流れてしまいがちな生き物だと思います。
それは知らずのうちに自分自身に課してしまいがちな足枷であり、見ず知らずの他人にも課してしまいがちな桎梏だと思います。

しかし、気を付けていないと、そうした義務感の高まりに対峙し続けたココロはへし折れてしまい、楽しくなくなってしまうのではないでしょうか。

アイマスに限らないのですが、ファン層の深いコンテンツというのは、そのようにして (誰も望まない形で) 去っていってしまう人を生みがちなのかもしれないな、と思うことがあります。

覚えるのが得意な人もいれば不得意な人もいます。得意だからってそんなに頑張らなくても済む人もいれば、不得意だけど物凄く時間をかけて頑張る人もいます。他人には他人の事情があります。

人によって楽しいの基準は違っていて、それはお互い様のこと

コールを覚えることがどうしても苦手で苦痛で頑張れなくても、その分ゲームでイベントを頑張る人だっているはずです。副業があまりにも多忙で、高齢な親の介護もしながら休日出勤もあって練習の時間なんて取れなくて、そんな中でどうにか捻り出した貴重な休暇1日だけをライブ本番に使っているようなそんな人だっているかもしれません。ただでさえ安月給の日々、お金がない中で身内の不幸も重なって踏んだり蹴ったりの最中、LVに参加するのがやっとの苦労人だっているかもしれません。

これらは架空の例ですが、事実は小説より奇なり、実際には私の想像の及ばないようなもっと辛い状況や厳しい生活の中で、アイマスを心の支えにどうにか生き抜こうとしている方もいらっしゃることでしょう。

「推しのために頑張っている/(あの人は) 頑張っていない」「推しにお金を使っている/(あの人は) 使っていない」という自分の中の基準を、他の人に安易に当てはめてはいけないと考えます。

 

年の手取り1,000万円の人の月5万円課金の"軽さ"と、年の手取り200万円の人の月1万円課金の"重さ"って、額面は5倍の差でも心理的には計り知れないほど大きな差があるものです。

担当なら特定のSSRを持っていなければ許されないなんてことは絶対にありえないし、コールを少しでも間違えたらP失格だなんてこともありえないはずです。あってはいけない。義務感を強く持ちすぎて自分に厳しくしすぎると、楽しむ気持ちも失われていきます

これは特に新人Pさんにお伝えしたいことですが、自分の楽しめる範囲で楽しめればそれでいいんですよ。それが一番です。そう伝えたいです。
そしてそれは新人Pさんだけじゃなくて、中堅でもベテランでも同じはずです。

だからといって、なんでもかんでも適当にやってりゃいいじゃんという怠惰推奨の話では決してないのですが、ここらへん、気になっていたことなので吐き出しました。自戒も込めて。

応援したい気持ちのあり方
応援したい気持ちは、自然と湧いてくるものでありたいですね

Pとしての愛の形も努力の形も人それぞれということで。

当たり前にライブを楽しめた日々って、本当に幸せだったんだ

それと、ふと思ったのは、ライブで周囲のPさんたちとコールを一緒に楽しむのって本当に素敵な時間だったんだな、ということです。

私は所謂ヲタク声で、後はお察しなのですが…。そうやってキモヲタ声で楽しくコールしたところで、変な行動さえしないできちんとしていれば、周囲のPさんたちがそれを咎めることはない訳です。

大好きな曲を、楽しい気持ちで、演者さんたちや周囲のPさんたちと一緒になっていっぱい楽しめること。これって本当に素敵なことだったんだなと、それができなくなってしまった今だからこそしみじみと感じています。

 

また、そんな最中で、こうして1st~5th配信など、ライブの楽しさを喚起して忘れさせないでいてくれるような企画を実施してくださるスタッフの皆さまには感謝の限りです。

「デジシタ」の企画もありますし、折角のアイマス15周年、楽しみながら盛り上げていきたいですね。

milishita-3rdanv.idolmaster.jp

 

ご多分に漏れませんが、今はただ、気を確かに持って日々元気に。時に互いの感染防止策を検証し合い・称え合いながら、次のライブがあるその日まで。プロデュース活動、私も頑張っていこうと思います。

この乱文がもしどこかココロの崩れそうになっているPさんの救いになっていたなら、嬉しく思います。